みなさんこんにちは!

 

小説が大好きだった小学校時代から人気投票が大好きで、お気に入りのキャラクターの順位に一喜一憂してきた秋月ひかるです。いかがお過ごしでしょうか?

 

さて。小説を書き始めた頃からずっと憧れていた人気投票を、Twitter上でさせていただいたので結果発表をさせていただきたいと思います!

システムの問題で、4名の中からしか選べない上、期間もそれほど長くなかったにもかかわらず投票してくださったみなさま、本当にありがとうございました!

 

本当に、とても楽しくて幸せな1週間でした。

 

ではさっそく発表していきます!

 

4位

「ある時はブリズベンの船乗り、またある時は竜の背中を歩く謎の男、その正体はアボリジナルの一族により正統な訓練を受けた竜使い!」

 
 

エドヴァルド・アウストレーム!!

作中では身体能力最強、36歳の船乗りです。船乗りだから日焼けしていてほしい、という作者の願望でやや浅黒い肌でイラストは作りましたが、実際はやや日焼けはしているものの、白い肌です。

 

☆裏話☆

遊びのつもりで礼一にちょっかいをかける軽い船乗り、の予定だったんですが、礼一がいろいろ重いもので、それに合わせてどんどん重く振り切れていきました…。

プールの場面でいきなりレーイチを口説き始めたときには、頭を抱えたものです。

 

オーストラリア滞在中のある日、気づいたら「エドとレーイチが竜から船を避難させるために協力し合う場面」を公園で書き殴っていました。この場面から、物語の全てができました。

 

エドが「実は何度か会ったことがある無料船の船乗り」、という設定は残りましたが、当時の舞台はブリズベン河で、「どう考えても竜との邂逅は無茶だろう」という確信から色々と設定が変わりました。

 

それでもやはり、彼と礼一との出会いがこの物語の原点です。

 

 

3位

「スペックは高いはずなのになぜ…エドと並んで不憫担当、面倒見がいいハンサムガイ。実は魔術師見習いのレストランオーナー!」

 
 

クリストファー・ネルソン!!

甘いマスクで周囲を魅了する36歳、レストラン&礼一とハオランが勤めるアジアン雑貨屋のオーナーです。

 

☆裏話☆

実は、始めはレーイチ・クリス・ターニャは学生設定でした。礼一に何かと親切にしてくれる大学生、初期設定の走り書きには「いい人」とあります。名前も「よくあるし、普通に耳障りがいい」という理由で「クリス」に。

 

色々盛り込むうちに、トマトジュースを礼一に勧めたり、ハオランからメインディッシュのお皿を遠ざけたり、人間らしいキャラクターに育ちました。

 

ちなみに、エドとクリスのモデルは同じ、ある一人の知り合いの青年です。あんなに寡黙で真面目な素敵青年がモデルでありながら、どうしてこう、面白い感じに仕上がってしまったのか。

 

 

3位

「小生意気なニヤリ顔がデフォルトだけど、その下には怜悧な顔を隠し持つ、口は悪いが情にあついブリズベン工科大学の大学院生!」

 
 

リー・ハオラン!!

白状すると、こんなに人気が出るとは思わなかった…礼一と同僚でお隣さんの、亜麻色の目がチャームポイントの、22歳の青年です。

 

☆裏話☆

始めは、ダニエルと腐れ縁のおじいちゃん設定でした。

いーちゃんが渡り廊下を破壊した場面で、スニーカーと共に若者姿で現れたときには頭を抱えましたが、今となってはよかったな、と思います。

 

それにしても、一時は1位に並ぶほどの人気ぶり…当初は予想もしていませんでした。

 

私はできるだけ読者様の想像の余地を残したい派なので、ハオランの「思い人」については伏せる予定でした。物語外の人と結ばれる可能性、クリスやターニャと結ばれる可能性も残しておきたかったのですが。

 

ハオラン本人が、「心に決めてる」「他の可能性はなくていい」と私に訴えてきて譲らなかったので、番外編ではあのラストになっています。

 

1位

「日本ではこうです!と適当なことを言って周囲を煙に巻く、地味で物静かな典型的な日本人ーーと本人だけが思っている我らが主人公」

 
 

敷波礼一!

文武両道に秀でた秀才です。歳を重ねたこと、仕事をやめてオーストラリアに来たことでやや解放的な言動が目立ちますが、元来真面目な性格のため、大変な時でもコツコツ努力を重ねながら人生を歩んできています。

 

☆裏話☆

彼だけは初期設定から性格に一切ブレがありません。

彼のスペックや姿形は、仲の良い友人から拝借したのですが(その人も他大学にまでファンクラブがありながら、本気で自分の人気に気がついていませんでした)、中身のメチャクチャさはいったい誰に似たのか。

 

日本から道着・袴・黒帯を持ってきていて、物語が終わった後、全ての生活が落ち着いた頃に道場をいくつか見学し、その一つに通います。

大学生時代は主将を務めたこともあり、大学の稽古と町の道場の稽古をトータル週9回通っており、全日本演武会にも出場しています。

 

会社員時代は、仕事ができないわけではないけれど伝え方が未熟で、けして「仕事ができる」タイプではありませんでした。

ワンの元で働いたことにより、「相手に伝わるように心を砕く」思いやりを身につけ、社会人として本人が思う以上に大きく成長しました。

※ただ、前職で部長とうまくいかなかったのは、間に立つ杉本が余計なことをしていたため。

 

これからもダニエルにうまく振り回され、エドを振り回しつつ、賑やかな人生を仲間達と歩んでいきます。